高ぶる
たかぶる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to become aroused (of emotions, nerves, etc.)
文例 · 用例
王さまも王妃も、慈悲深く、少しも高ぶる事の無い、とても優しい人でした。
— 太宰治 『ろまん燈籠』 青空文庫
我は我が蒙りたる黙示の鴻大なるによりて高ぶることの莫からんために肉体に一つの刺を与えらる。
— 太宰治 『パウロの混乱』 青空文庫
即ち高ぶること莫からんために我を撃つサタンの使なり。
— 太宰治 『パウロの混乱』 青空文庫
昼のうちは御読経、御戒行でおひまもございませぬ由、かねて聞き及んで居りましたので、夜分にお訪ね申しましたが、禅師さまは少しも高ぶるところの無い、いかにも磊落の御応接振りをお示し下され、部屋の中は暑い、海岸に出て見ませうと私をうながして、外へ出ました。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
まずしい身なりをしていても、さすがに人品骨柄いやしからず、こいつただものでない、などというのは、あれは講談で、第二国民兵の服装をしているからには、まさしくそのとおり第二国民兵であって、そこが軍律の有難いところで、いやしくも上官に向って高ぶる心を起させない。
— 太宰治 『鉄面皮』 青空文庫
始終ぼそぼそと呟きながら、心高ぶるままに叫んだりうめいたり口笛を吹いたり、またうなずいたり喜んだりしたことが声からわかった。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
その子は感情の高ぶるあまりふるえていた。
— THE ADVENTURE OF THE SUSSEX VAMPIRE 『サセックスの吸血鬼』 青空文庫
その昔相許した二人が、一夜殊に情の高ぶるのを覚えてほとんど眠られなかった時、彼は嘆じていう。
— 伊藤左千夫 『水害雑録』 青空文庫
作例 · 標準
懐かしい友人に再会し、感情が高ぶって涙が止まらなくなった。
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夜更けまで神経が高ぶってしまい、なかなか寝付くことができなかった。
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熱烈な声援を受けて、スタジアム中の観客の興奮が高ぶっている。
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標準
to be proud
作例 · 標準
成功したからといって、決して高ぶることなく努力を続けている。
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彼は自分の才能に高ぶるあまり、周囲のアドバイスに耳を貸そうとしない。
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人の上に立つ者は、常に自らを律し、高ぶる心を抑えなければならない。
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