鶴亀
つるかめ
名詞
標準
crane and tortoise (symbol of longevity, artistic motif)
文例 · 用例
円の面積を算出する公式も、鶴亀算の応用問題の式も、甚だ心もとなくいっそ代数でやればできるのだが、などと青息吐息の態とやや似ている。
— 太宰治 『答案落第』 青空文庫
」おばさんはだから発声運動をさせようと、三味線を持って来て、明日から私に鶴亀の復習をさせようとして居ることを話して二人は応接室から出ようとすると麻川氏は改めて私を呼び留めた。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
ああ、鶴亀々々、」 と貴いものに触るように、静にその緑の艶を撫でた。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
出版記念会には、私、鶴亀うたい申し、心のよろこびの万一をお伝えいたしたく、ただし深沼家に於いては、私の鶴亀わめき出ずる様の会には、出席いたさぬゆえ、このぶんでは、出版記念会も、深沼家全員出席の会、ほかに深沼家欠席、鶴亀出現の会、と二つ行わずばなるまいなど、深沼家の取沙汰でございます。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
太き溜息吻とつきて、「鶴亀、々々。
— 泉鏡花 『照葉狂言』 青空文庫
鶴亀鶴亀」「あの黒い鬚を生やいた奴は日本人じゃろうか」「うん、あれがあの女のキリシタンの亭主らしい」「あいつが篠崎の耳に口ば附けてあなたはこの婦人を愛しますかと云うた時には、俺は死ぬほどおかしかったぞ」「うん。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
鶴亀鶴亀」 以て当時の光景を察すべしである。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
鶴亀鶴亀」こんな対話である。
— 森鴎外 『百物語』 青空文庫
作例 · 標準
結婚式では、長寿の象徴として鶴亀の置物が飾られた。
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