迂言
うげん
名詞
標準
roundabout explanation
文例 · 用例
」 いつまで続く、ともうげんなりして、思慮が、ドドドと地の底へ滅入り込む、と今度は、戸棚の蔽が纏って、白い顔にはならない替りに、窓の外か、それとも内か、扉の方角ではなしに、何だか一つ、変な物音……沈んだ跫音。
— 泉鏡花 『沼夫人』 青空文庫
「よく人が云いますね、菓子屋へ奉公すると、いくら甘いものの好な男でも、菓子が厭になるって、御彼岸に御萩などを拵えているところを宅で見ていても分るじゃありませんか、拵えるものは、ただ御萩を御重に詰めるだけで、もうげんなりした顔をしているくらいだから。
— 夏目漱石 『硝子戸の中』 青空文庫
無学な連中も、見あきるほど見たし――もうげんなりだよ。
— ――喜劇 四幕―― 『桜の園』 青空文庫
家光の行列のとおる道々は、まえの日からの煙どめで、ごはんをたくことはもちろん、病人があっても、くすりをせんじることもできなかったというげんじゅうさです。
— 野村胡堂 『幻術天魔太郎』 青空文庫
大事なものを持ち出して、ワザとこんな遠くへまで置きっぱなしにして行ったのは、もうげんじたわけではない。
— 勿来の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
まして焼け出されの、西も東ももうげんじている際の久助さんをつかまえて、あんな手厳しい尋ね方をする方が間違っている。
— 勿来の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
幾分の余裕を存して追いかけて来たつもりの米友自身すらも、この時分はかなり目先がもうげんじていました。
— 新月の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
ぼ……ぼうげんを吐くんじゃない!
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
ignorant or outdated remarks
作例 · 標準
例句
標準
one's words
作例 · 標準
例句