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不格好

ぶかっこう
形容動詞
1
標準
unshapely
文例 · 用例
犀というものがどうにも不格好なものである。
寺田寅彦 映画雑感(3) 青空文庫
しかしどうしてこれが他の多くの動物よりもより多く「不格好」という形容詞に対する特権を享有することになるのか。
寺田寅彦 映画雑感(3) 青空文庫
動物でも、なんとなしに不格好に見えるのはやはり現在の地球上に支配する環境の中で生活するのに不便なようにできているのではないかと思われてくる。
寺田寅彦 映画雑感(3) 青空文庫
行手の堤の蔭には不格好に尨大な黒ずんだ建物がごつちやになつて平らな麥畑の中に建つてゐた。
有島武郎 幻想 青空文庫
おれの甲羅はこんなに不格好なのだらうか。
太宰治 陰火 青空文庫
車は後戻りすべく、夜更けの空気のなかに爆音を響かせて、不格好に迂回しはじめた。
織田作之助 青春の逆説 青空文庫
なんとなく不格好に、しかし非常に熱心に踊っているのがおかしいようでもあったが、ハイカラでうまく踊る他の多くのダンディよりこのほうが自分にはいい気持ちを与えた。
寺田寅彦 旅日記から(明治四十二年) 青空文庫
あの龍のような不格好な老樹が、もし滑々した肌をもっていたら、それはとても見られたものではないでしょう。
佐左木俊郎 季節の植物帳 青空文庫
作例 · 標準
初めて自分で焼いた陶器の湯呑みは、少し歪んでいて不格好だが、手作りの温かみがあって気に入っている。
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急いで詰め込んだせいで、旅行カバンが膨れ上がって不格好なシルエットになってしまった。
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子供が一生懸命に作った不格好な雪だるまが、庭の真ん中で溶けかかっている。
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2
標準
awkward
作例 · 標準
慣れないスキー靴を履いて雪の上を歩くのは、どうにも不格好で恥ずかしかった。
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こんな大勢の観客の前でセリフを噛んでしまうなんて、役者として不格好な真似を見せてしまった。
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上司に媚びへつらう彼の不格好な態度は、周囲から冷ややかな目で見られている。
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不格好(ぶかっこう) — 幻辞.com