ハレーション
ハレーション
名詞
標準
halation (i.e. in photography, a halo-effect when additional light leaks out around the subject)
文例 · 用例
一つずつ膚に谷の刻みを持ち、ハレーションを起しつつ、悠久に蒼海を流れ行く氷山である。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
そのハレーションに薄肉色のもあるし、黄薔薇色のもある。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
短い草の背がハレーションを起しているらしい。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
その窓には非常に綿密なドローン・ウォークを施した、高価なものらしい白麻の窓掛が懸かって、一面に眩しいハレーションを放射している。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
時雨がやんだり落ちたりしていたが、折柄の灰色雲を破って入日が漏れ、それがハレーションを起して、脚下の千々岩灘も空も一様に、ぎらぎらと輝き渡った海天一色の荘厳な光景は私達を魅了した。
— 菊池幽芳 『雲仙岳』 青空文庫
雲仙のハレーションは名物の一つでもあった。
— 菊池幽芳 『雲仙岳』 青空文庫
朝日が湖面に映って白光のようなハレーションを起している。
— 久生十蘭 『肌色の月』 青空文庫
ペーヴしてある道は真白くハレーションして閉口だし、混雑はこの頃言語道断だし、空からの到来物のことだけでなしに、田舎へゆきたい心持です。
— 一九四三年(昭和十八年) 『獄中への手紙』 青空文庫
作例 · 標準
逆光で撮影した写真には、被写体の周りにハレーションが出てしまった。
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古いフィルムカメラでは、強い光に当たるとハレーションを起こしやすかった。
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この特殊効果は、意図的にハレーションのような光の滲みを表現している。
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