立食
りっしょく
名詞頻度ランク #40378 · 青空 36 例
標準
stand-up meal
文例 · 用例
目と鼻の前だって、一旦|家へ帰ってからだと、河岸の鮨は立食しても、座敷にはきちょうめんな、極りの堅いお孝さん。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
出入橋の金つばの立食いをする。
— 織田作之助 『アド・バルーン』 青空文庫
私がお勝手で、プリンをこしらえて、それをお座敷に持って行ったら、もうその間に御診察もおすみの様子で、老先生は聴診器をだらしなく頸飾りみたいに肩にひっかけたまま、お座敷の廊下の籐椅子に腰をかけ、「僕などもね、屋台にはいって、うどんの立食いでさ。
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫
馬車屋の前では、主婦が馬の口の傍で粥の立食いをやっていた。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
途方にくれて辻売りの蜜柑を買い、立食いをしながら句を作る。
— 横光利一 『欧洲紀行』 青空文庫
屋台店の立食は、湯がえりの職人か、お店の人の内密食、そのほかは、夜長の、夜業をしまったあとで時折買うものだと、大問屋町の家庭では下女たちまで、そんなふうに堅気にしこまれていたので、大所の旦那さんの天ぷらの立食は、なんとまあ呆れたものだというわけだったのだ。
— 続旧聞日本橋・その二 『鉄くそぶとり』 青空文庫
立食旦那の家は、店蔵、中蔵、奥蔵、荷蔵と、鍵の手につらなって、何処もかも暗い大きな家だった。
— 続旧聞日本橋・その二 『鉄くそぶとり』 青空文庫
そんな晩、らんぷや行燈の下で、てんでの夜業をしていた家々の奥のものが、夜のお茶受けに、近所にはばかりながら買いにやるのだが―― 立食旦那の家内では、総出で、夜更けの屋台店に立|並んでいる。
— 続旧聞日本橋・その二 『鉄くそぶとり』 青空文庫
作例 · 標準
駅のホームにある蕎麦屋は、時間がない時に立食でさっと食べられて便利だ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
江戸時代の寿司は、屋台で手軽に立食するのが一般的だったらしい。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
時間がなかったので、昼食はコンビニのパンで立食のまま済ませた。
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