蒼梧
そうご
名詞
標準
Chinese parasol-tree (Firmiana simplex)
文例 · 用例
勇將 同じ時、賈雍將軍は蒼梧の人、豫章の太守として國の境を出で、夷賊の寇するを討じて戰に勝たず。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
蒼梧地方の弟は、美人の妻を兄の妻と代えた、忠であるが礼ではない。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
子路はもとより東夷のような・蒼梧の人のような拙いことをするような人ではないが、昔の学問を修めないで意のままに事を行えば、心は善であるが行いが非となる事を、喩えを以って先生が諭されたのである。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
思ひがけぬ綿引蒼梧和尚の大きな圖體がのつそりと半吊りの蚊帳から表はれた。
— 地震日記 『樹木とその葉』 青空文庫
朝に北海に遊び、暮には蒼梧。
— 芥川龍之介 『杜子春』 青空文庫
七が重るので七絶から思ひ付いて絶句と呼んだのでもあらうか、故大井蒼梧君がある日席上で作つたのに斯ういふのがあつた。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
その者が船のすれちがいに、「天皇さまは、このごろ八田若郎女がすっかりお気に入りで、それはそれはたいそうごちょう愛になっているよ」としゃべって行きました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
そのお途中、倉橋山という険しい山をお越えになるときに、かよわい女鳥王はたいそうご難渋をなすって、夫の王のお手にすがりすがりして、やっと上までお上りになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
作例 · 標準
庭の片隅に植えられた蒼梧が、夏の日差しを遮ってくれた。
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秋になると、蒼梧の葉は鮮やかな黄色に色づいた。
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昔話では、蒼梧の木の下で子供たちが遊んでいた。
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