人間
じんかん
名詞頻度ランク #258 · 青空 77669 例
標準
the world
文例 · 用例
一言で云へば、必竟偶然を排し詩を判然と人間の意識の手中に収めたいといふ精神と云ふことが出来るかと思ひますが、それが判然と実現出来れば、全く喜ばしいことであります。
— 中原中也 『近時詩壇寸感』 青空文庫
少しく飛躍ではありますが、印象の瞬間捕捉なぞといふ考へも、一見甚だ嬉しいことではありますが、而もそれが嬉しいのは、人間を器械の如く推定した上でのことでありまして、その実人間は器械ではありませんからさういふ考へは思ひ付きに終るでありませう。
— 中原中也 『近時詩壇寸感』 青空文庫
例へば日々報道される様々な事件が、昔人間の数の少なかつた時よりも、人の感動を鈍らせ易いものだといふことが云へるとしても、而も芸術とはさういふ事情の問題ではなくして、さういふ事情の中にあつても猶感動する人がゐたら、その人が感動した感動に基因して表現するに到る所のものである。
— 中原中也 『詩壇への願ひ』 青空文庫
これは一見逃避のやうに見えるかも知れないが、人間自分が自分を生んだのでないからには、自力をだけ恃むのではどうしても根無草だと思ふのだ。
— 中原中也 『詩壇への願ひ』 青空文庫
然し人間は弱いものであるから、自分の労を多としまいと思つてゐても傲慢になり易いものであるから、そこで何か一つどうしても宗教に入るといふことが必要であると思つた。
— 中原中也 『詩壇への抱負』 青空文庫
信義がないからといつて、人間同志が会はなくてすむやうになるわけはない。
— 中原中也 『詩と現代』 青空文庫
明らかに芸術にとつてそれから恐らく人間性にとつても不幸な世の中なのであらう。
— 中原中也 『詩と現代』 青空文庫
元々此の短歌なるものは、生活の傍に生じた芸術といふ感じの強いものであつて、短歌が、一人の人間の全生命となるといふ風のものではなかつた。
— 中原中也 『新短歌に就いて』 青空文庫
作例 · 標準
この世は、欲望と煩悩に満ちた人間(じんかん)である。
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禅では、この娑婆(しゃば)すなわち人間(じんかん)世界で悟りを開くことを目指す。
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彼は、人間(じんかん)の営みから離れて、山奥で隠遁生活を送った。
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