沖縄県
おきなわけん
名詞
標準
Okinawa Prefecture
文例 · 用例
私の道々聞いて来たのは、劇場のそれのような本式の賑かなのではなく、余り慣れない手が独りでポツンポツンと爪弾していたような音だった)此処は沖縄県人ばかりのための――従って、芝居は凡て琉球の言葉で演ぜられる――劇場である。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
かつてパラオ本島を十日ばかり徒歩旅行した時、途を聞く相手が皆沖縄県出の農家の人ばかりで、全然言葉が通じないで閉口したことを憶い出した。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
其故、沖縄本島を中心とした沖縄県の島々及び、其北に散在する若干の他府県の島々は、日本民族の曾て持つてゐた、最古い生活様式を、最古い姿において伝へる血の濃い兄弟の現に居る土地である。
— 折口信夫 『沖縄を憶ふ』 青空文庫
沖縄県では、のろは保護せぬまでも虐待しては居ないが、ゆたは見逃して居ないにも拘らず、ゆたの勢力は、女子の間には非常に盛んで、先祖の霊が託言したのだと称して風水見(墓相・家相・村落様式等を相する人、主に久米村から出る)の様な事を言うて、沢山の金を費させる。
— 折口信夫 『琉球の宗教』 青空文庫
我が祖先の主な部分と、極めて深い関係を持ち、さうしてその古代の習俗を今に止めてゐる歌の多い沖縄県の島々では、天国をおぼつかぐらと言ふ。
— 折口信夫 『「とこよ」と「まれびと」と』 青空文庫
八重山出身の沖縄県立名護高等女学校長神田精輝、同名護中学校教諭豊川善曄両君から承ったところによるに、八重山では今は緒に貫いた連珠はないが、往々いわゆる曲玉を畠から掘り出すことがあり、それをガアラ玉というとある。
— 喜田貞吉 『八坂瓊之曲玉考』 青空文庫
もとエタと呼ばれ、現に特殊部落民として認められているものは、現在北海道と沖縄県とを除いては、殆ど全国到る地方にあると言ってよい。
— 喜田貞吉 『エタ源流考』 青空文庫
世界苦というのは他にもお連れがあるから、皆と一緒につき合って行っていいが、この孤島苦の方を沖縄の人が気付かないようでは駄目だ、沖縄県でも自分の村の仲間のうちの一つ低いものを軽くみるようでは駄目だということを、可なり強い言葉で話したのである。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
作例 · 標準
例句