お見舞い
おみまい
名詞
標準
visit (to someone affected by illness or misfortune)
文例 · 用例
政府はただちに罹災者に対してお見舞いを差上げている筈だし、公債や保険やらをも簡単にお金にかえてあげているようだ。
— 太宰治 『やんぬる哉』 青空文庫
筆不精の私は、未だにお礼状も何も差し上げていない仕末ですが、こないだの三宅島爆発では、さぞ難儀をなさったろうと思いながら、これまたれいの筆不精でお見舞い状も差し上げず、東京の作家というものは、ずいぶん義理知らずだと王様も呆れていらっしゃるだろうと思います。
— 太宰治 『小さいアルバム』 青空文庫
江戸川畔の花屋でベコニアの鉢を求めてお見舞いに行ったときは、もう面会を許されなかった。
— 寺田寅彦 『夏目漱石先生の追憶』 青空文庫
「姉ちゃん、お見舞いに来たよ。
— 岡本かの子 『娘』 青空文庫
「それ、姉ちゃんのお見舞いに呉れたのね、自分で買って来たの」「ああ」「それを買うおあし、お母さんにいくら貰ったの」「二円だい」 女中がきゅうきゅう笑った。
— 岡本かの子 『娘』 青空文庫
昼の内は宰八なり、誰か、時々お伺いはいたしますが、この頃は気怯れがして、それさえ不沙汰がちじゃに因って、私によくお見舞い申してくれ、と云う、くれぐれもその託でございました。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
」と、そのとき、おばあさんのアヒルが、お見舞いにきて、こうたずねました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『みにくいアヒルの子』 青空文庫
それだのに、あのしょうのない人ったら、お見舞いにもきてくれないんですの」「どれ、どれ、その割れないという卵を、わたしに見せてごらん!
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『みにくいアヒルの子』 青空文庫
標準
letter of inquiry
ウィキペディア
お見舞い(おみまい)とは、本来誰かを訪問することを示す日本語であった。また、日本の古語では巡回すること、すなわち見回るという意味でも使用されている。現在の日本では一般的に災難や事故などによる怪我を負った人や病人のもとを訪れ慰める行為をさす言葉として使用されている。また、「お見舞いを頂く」のように渡される手紙(見舞い状)や物品(見舞い品)もさすことがある。
出典: お見舞い — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0