観じる
かんじる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
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文例 · 用例
近来痛切に自然の理法といふものを感じる、生々流転の相を観じる。
— 種田山頭火 『道中記』 青空文庫
△私は、すべての音響を声と観じるやうになつた、音が心にとけいるとき、心が音をとかすとき、それは音でなくして声である、その新らしい声を聴き洩らすな。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
さうして、窺ひ難き神の世界も、霊魂が自在な境地に達すれば、直に一つに観じることが出来る。
— 折口信夫 『橘曙覧評伝』 青空文庫
神の世界に立ついほり――人界遠い世界の雲霧と観じるといふのである。
— 折口信夫 『橘曙覧評伝』 青空文庫
二十五にも、七八にも見えるものを十八、九と観じることが出来る様にならなければ、ほんたうの歌舞妓芝居の見物とは言はれぬのだ相です。
— 折口信夫 『芝居に出た名残星月夜』 青空文庫
時としては、比較を設定しておいて、大小を観じることも、唯一つに向けて愛を言ふことも、おなじであつたらう。
— 折口信夫 『日琉語族論』 青空文庫
土地の庶物の精霊及び力に能はぬ激しい動物などを神と観じるのも、進んだ状態で、記録から考へ合せて見ると、其以前の髣髴さへ浮んで来るのである。
— 常世の国 『古代生活の研究』 青空文庫
私は審美的理想と社会的理念との間に全き調和を観じる。
— 柳宗悦 『工藝の道』 青空文庫
作例 · 標準
昔ながらの風情ある街並みを、ゆっくりと観じた。
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観客は、舞台上の熱演を固唾を飲んで観じていた。
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窓の外に広がる星空を、静かに観じていた。
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