幻辞.com

価数

かすう
名詞
1
標準
valence
文例 · 用例
原稿かいて、雑誌社へ持って行っても、みんな、芥川賞もらってからのほうが、市価数倍せむことを胸算して、二ヶ月、三ヶ月、日和見、そのうちに芥川賞|素通して、拙稿返送という憂目、再三ならずございました。
太宰治 創生記 青空文庫
然し支配人は兎に角宝石に間違のなかったのを喜んで、騒ぎ立てる社員を一先ず制して、自分の部屋に帰り、念の為再び金庫を開いて調べてみると、支配人が大急ぎで金庫に投げ入れた宝石の一つ、時価数万円のダイヤモンドが一|顆不足していた。
甲賀三郎 琥珀のパイプ 青空文庫
ほかに第二のホ長調の協奏曲にはH・M・Vの旧盤にティボーの名演奏があり、市価数百金と称せられ、複協奏曲にはビクターの旧盤にクライスラーとジンバリストの組合せによる名盤がある。
野村胡堂 楽聖物語 青空文庫
何だかすう/\風が來るい。
鈴木三重吉 胡瓜の種 青空文庫
けれども其|穏やかな眠のうちに、誰かすうと来て、又すうと出て行つた様な心持がした。
夏目漱石 それから 青空文庫
そして膝を組んで、壁の薄浮彫の淡いニユアンスを眺めながら、細巻のシガレツトを一本ふかすうちには、どんな重苦しい思想の悪夢でも退散させることができるものである。
富永太郎 忠告 青空文庫
けれども、何のためにさまで憎く思ったかといえば、その前日、彼女が師の家にて同門の友達と雑談にふけったおり、誰彼の噂に夜をふかすうちに、姦しきがつねとて、誰にはかかる醜行あり、彼れにはこうした汚行ありと論つらうを聞いて、彼女はもう臥床に入ろうとした師歌子の枕|許へいって身の相談をしようとした。
長谷川時雨 樋口一葉 青空文庫
やきものは正しい形を造つても乾かすうちに歪みがくる、素燒で又狂ひがくる、藥をかけて燒きあげると又多少の歪みが出る。
小野賢一郎 やきもの讀本 青空文庫
作例 · 標準
「水酸化ナトリウムは1価の塩基だから、塩酸と1対1の割合で中和するんだ。」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「アルミニウムイオンは3価だから、結合する陰イオンの数も多くなるんだよ。」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「実験で使う酸の価数を間違えると、中和滴定の結果がめちゃくちゃになっちゃう。」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview