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忘る

わする
動詞-五段-ラ行
1
標準
to lose something
文例 · 用例
笞を忘るるな{11}」とは老婆がツァラトゥストラに与えた勧告であった。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
本当の科学を修めるのみならずその研究に従事しようというものの忘るべからざる事は、このような雷同心の芟除にある。
寺田寅彦 科学上における権威の価値と弊害 青空文庫
自然現象予報の可能程度を論ずる際に忘るべからざる標準の一つはここに係る。
寺田寅彦 自然現象の予報 青空文庫
これも忘るべからざる事なり。
寺田寅彦 自然現象の予報 青空文庫
とにかく、僕がなぜこれらの人々を忘るることができないかという、それは憶い起こすからである。
国木田独歩 忘れえぬ人々 青空文庫
われらは、ともすると、雲に入つて雲を忘るゝ……三|本木は、柳田国男さんの雑誌――(郷土研究)と、近くまた(郷土会記録)とに教へられた、伝説をさながら事実に殆ど奇蹟的の開墾地である。
泉鏡太郎 十和田湖 青空文庫
其後十七年の今日まで僕は此夜の光景を明白と憶えて居て忘れやうとしても忘るゝことが出來ないのである。
國木田獨歩 少年の悲哀 青空文庫
その後十七年の今日まで、僕はこの夜の光景をはっきりと覚えていて、忘れようとしても忘るることができないのである。
国木田独歩 少年の悲哀 青空文庫
作例 · 標準
大切な鍵をどこかに忘れてしまった。
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昔の友達の名前を、うっかり忘れてしまった。
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あれほど熱中していた趣味も、いつの間にか忘れてしまった。
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