サスペンス
サスペンス
名詞頻度ランク #12702 · 青空 31 例
標準
suspense (esp. in a film, novel, etc.)
文例 · 用例
二、サスペンス 一は探偵小説のみならず、すべての大衆的小説にほぼ通有の条件であるが、読者にサスペンスをもたせるということ、そして読者を最後の数頁まで、でき得べくんば、最後の数行まで、五里霧中に彷徨せしめるということこそ探偵小説の独自中の独自の条件である。
— 平林初之輔 『現下文壇と探偵小説』 青空文庫
そういう場合には、犯罪の動機や方法、もしくはその捜査、発見の手続き、そうしたもののうちのどれか一つをサスペンスとしてのこしておかねばならぬ。
— 平林初之輔 『現下文壇と探偵小説』 青空文庫
これぞというトリックなしに最後まで読者にサスペンスをもたせることができれば、それに越したことはないが、現実の事件にはそうした場合はほとんどないから、まず多少の伏線を示しておいて、最後にトリックであっと言わせるということが多くの場合必要になってくる。
— 平林初之輔 『現下文壇と探偵小説』 青空文庫
彼の見事さというものは、謂わば危くも転落しそうに見える房飾つきの水盃を、百尺竿頭に保っている、その際どいかね合いで、拍手は、その緊張に対し、そのサスペンスの精力に対してなされた。
— 宮本百合子 『落ちたままのネジ』 青空文庫
この夏は一つ大いに愉快にやって見ようと思う、といって来たのも、保の心にはサスペンスとしてあった気持の明るい方への最後の一揺れだったのだ。
— 宮本百合子 『おもかげ』 青空文庫
第二に、サスペンスということが、その特徴であろう。
— 直木三十五 『大衆文芸作法』 青空文庫
一つがもつれると、他が少しほぐれ、そして又その上に伏線が重なる、といった具合に、常にある部分の期待と期待につらなる不安――サスペンスを持たせるためには、トリックが重要な役割をする。
— 直木三十五 『大衆文芸作法』 青空文庫
その頃の探偵小説は、いわゆるコナン・ドイル以前の偶然型、押しつけ型で、大した面白いものではないが、その時分、少年時代を過ごした私などは、一面幼稚なる文学少年であったにも拘わらず、探偵小説のもつ、スリルとサスペンスに惹かれて、お小遣を溜めては、根気よく赤本の探偵小説を読んだことである。
— 銭形平次以前 『随筆銭形平次』 青空文庫
作例 · 標準
この映画は最初から最後までサスペンスに満ちていて、目が離せなかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の小説は、巧みな心理描写とサスペンスで読者を惹きつける。
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次の展開がどうなるのか、サスペンスにドキドキしながらページをめくった。
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