似非
えせ異読 エセ
接頭辞頻度ランク #25897 · 青空 67 例
標準
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文例 · 用例
似非風流や半可通やスノビズムの滑稽、あまりに興多からんことを求めて却って興をさます悲喜劇、そういったような題材のものの多くでは、これをそのままに現代に移しても全くそのままに適合するような実例を発見するであろう。
— 寺田寅彦 『徒然草の鑑賞』 青空文庫
烏滸がましき似非経文よな。
— 木下杢太郎 『南蛮寺門前』 青空文庫
葛岡には、安宅先生が人前では体裁を繕って、蔭では自分を男妾のように玩具にしてるのではないかという疑いを増しながら、しかし似非の年上の女性が若き燕の男性に求めるような猥りがましいことは少しも無いので、やはり先生は神聖であって、先生の言うことがもっとものようにも葛岡には思えた。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
蝶子よ、おまえがわたしの上に平気で呼び慣れて来たおじさんというものは、そういう果敢無くも似非義人的なものなのだ。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
春心の勃発すると同時に恋愛を生ずると言ふは、古来、似非小説家の人生を卑しみて己れの卑陋なる理想の中に縮少したる毒弊なり、恋愛|豈単純なる思慕ならんや、想世界と実世界との争戦より想世界の敗将をして立籠らしむる牙城となるは、即ち恋愛なり。
— 北村透谷 『厭世詩家と女性』 青空文庫
芋を石にする似非大師、むか腹を立って、洗濯もの黒くなれと、真黒に呪詛って出た!
— 泉鏡花 『河伯令嬢』 青空文庫
」―― 急に親しく、画工を、幼名に呼びかけて、「はて、彼処をさように魔所あつかい、おばけあつかいにされましてはじゃ、この似非坊主、白蔵主ではなけれども、尻尾が出そうで、擽っとうてならんですわ。
— 泉鏡花 『菊あわせ』 青空文庫
「私は貴方のやうな非芸術的な――似非詩人とは絶交します。
— 牧野信一 『I Am Not A Poet, But I Am A Poet.』 青空文庫
作例 · 標準
彼は似非善人だから、あまり信用しない方がいいよ。
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最近、似非科学的な健康法が流行しているらしい。
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あの店は似非ブランド品を売っていると聞いた。
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