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所説

しょせつ
名詞
1
標準
explanation
文例 · 用例
常識的な敏感性を持つてゐて、凡そ一ヶ月に一度づゝ新しい所説を持つた。
中原中也 校長 青空文庫
小宮氏の所説は、俳句の翻訳不可能を言ふために、宮森氏の訳を引例しただけであつて、別に宮森氏の訳を悪評したわけではなかつた。
萩原朔太郎 詩の翻訳について 青空文庫
故|日下部博士が昔ある学会で文明と地震との関係を論じたあの奇抜な所説を想い出させられた。
寺田寅彦 静岡地震被害見学記 青空文庫
仮りに如何に博学多識の学者を案内として名所見物をするとしても、その人の所説にはそれぞれ何か確かな根拠はあるかもしれないが、それらの根拠を一つ一つ批判的に厳密に調べてみても一点の疑いのないという場合はむしろ稀であろう。
寺田寅彦 科学上における権威の価値と弊害 青空文庫
大家と称せらるる人の所説ならばずいぶんいかがわしい事でも過信されるのは日常の事である。
寺田寅彦 科学上における権威の価値と弊害 青空文庫
甲某は何々のオーソリチーであるとなれば、その人の所説は神の託宣のように誤りないと思われるのが通例である。
寺田寅彦 科学上における権威の価値と弊害 青空文庫
もとより一般から権威と認められる人がその所説を発表し主張するについては慎重でなければならぬ事は勿論であるが、如何なる人でも千慮の一失は免れ難い。
寺田寅彦 科学上における権威の価値と弊害 青空文庫
西鶴の人についてもあまりに何事も知らな過ぎるから、この際の参考のためにと思って手近にあった徳富氏著『近世日本国民史、元禄時代』を見ていると、その中に近松と西鶴との比較に関する蘇峰氏の所説があって、その一説に「西鶴のその問題を取扱うや、概して科学者の態度だ。
寺田寅彦 西鶴と科学 青空文庫
作例 · 標準
この事件に関する所説は、いくつか存在する。
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