秘所
ひしょ
名詞
標準
secret place
文例 · 用例
(ほうたるよ)神なりき、かがやきの秘所、稚きは驚きぬ。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
赫耀たる詩人の魂をもった、このアドニスは、自分をひいて人生の愉楽の秘所にみちびいてくれるのであろう。
— 久生十蘭 『金狼』 青空文庫
あるいは私たちをこの未知の秘所にたどり着かせてくださったのと同じ、謎めいた贈り物たる神の恩寵のおかげなのだろうか?
— クリスマス・ストーリー 『千里眼の村』 青空文庫
出来事や心の中のことをたえずうかがわれ、思考の秘所をつとめてあばこうとされた。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
しかし、まぐろはちょっと臭い癖のあるものであるから、この場合も、ぜひしょうがの酢漬けだけ添えて、いっしょに食べたいものである。
— 北大路魯山人 『鮪を食う話』 青空文庫
惡の祕所汗あゆる日も夕なり、空には深き榮映の褪せゆくさまのはかなさは沙に塗るる彩の波、――色うち沈む「西」の湫や、黄なる牛か、雲群れぬ、角にかけたる金環倦じくづるる音のたゆげ。
— 蒲原有明 『有明集』 青空文庫
夏の夕暮、いぶせさや、不淨のほめき、濕熱に釀す瘟疫、瘧病の、噫、こは森か、こぶかげに將た音もなきさまながら、闇にこもれる幹と枝、尖葉、廣葉、しほたれ葉、噫、こは森か、「惡」の祕所。
— 蒲原有明 『有明集』 青空文庫
黄泉路とばかり、「惡」の祕所、蔓草|絡むただなかに、なべては腐れ朽ちゆけど、樹の幹を沸く脂の膸薫陸とこそ、この時よ、滴り凝りて、穢れたる身よりさながら淨念の泌み出づるごと薫るなれ。
— 蒲原有明 『有明集』 青空文庫
作例 · 標準
子供の頃、友達と秘密の基地と呼ぶ秘所を見つけた。
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彼は誰にも言っていない、自分だけの秘所を持っている。
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この森の奥には、地元の人しか知らない秘所があるという。
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標準
female genitalia
作例 · 標準
彼女は温泉で秘所を隠すようにタオルを当てて湯船に向かった。
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浮世絵には遊女の秘所が誇張して描かれているものがある。
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医学書で秘所の構造について図解入りで詳しく説明されていた。
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標準
the underworld
作例 · 標準
古代の神話では、死者の魂は秘所へと旅立つと信じられていた。
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彼は秘所の番人として、生者と死者の世界の境界を守っていた。
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地獄とは、悪しき魂が送られる秘所の一つである。
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