名演
めいえん
名詞頻度ランク #30166 · 青空 11 例
標準
fine performance
文例 · 用例
それでせっかくこんなに子供のように笑ったあとで、それから後のプログラムの名優達の名演技を見て緊張し感嘆し疲労するのは、少なくも今日の弛緩の半日の終曲には適しないと思ったので、すぐに劇場を出て通りかかった車に乗った。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
それまで観たいかなる名戯曲の名演出よりも、戯曲的感銘に於いて劣つてゐるものではなかつた。
— 岸田國士 『「語られる言葉」の美』 青空文庫
時として、それは名戯曲の名演出を屡々観ることであり、時として、それは、傑れた戯曲家を友とすることであり、時として、それは、名優に接近する機会を得ることであり、時としてそれは、某女優の容姿又は才気に心惹かれることですらある。
— 岸田國士 『演劇当面の問題』 青空文庫
言葉はわからぬながら、カチャロフの男爵をはじめ、名優たちの名演技は、まことに神品の名にそむかぬものであった。
— 岸田國士 『稽古場にて』 青空文庫
北村氏も云はれる如く、たとへ、翻訳劇にその「正確さ」が多少ゆがめられてゐたにもせよ、嘗て、築地の舞台に於て名作の名演出が、十二分の魅力を放つたかもしれない。
— 岸田國士 『劇壇左右展望』 青空文庫
何とかの蔭には女がゐる、といふ諺を真似れば、一人の天才戯曲家の蔭には必ずなんらかの意味で肥沃な演劇的土壌があり、少くとも、かゝる土壌を代表する特定の人物、例へば、すぐれた劇評家または劇作家の友人がゐるとか、時の名優或は名演出家を親友にもつとか、さういふ事実が歴然としてあるのである。
— 岸田國士 『新劇の黎明』 青空文庫
第一に、久保田さんは当代随一の名演出家である。
— 岸田國士 『速水女塾に就ての雑談』 青空文庫
ニッポン当代の名演奏家、第一流のピアニスト、イグチは、どんなタッチの技巧をもってしても、ピアノの音波の形を変えることは出来なかった。
— 兼常清佐 『音楽界の迷信』 青空文庫
作例 · 標準
昨夜のピアニストの名演に、会場を埋め尽くした観客はスタンディングオベーションを送った。
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劇団の看板女優による名演は、観る者すべての心を揺さぶり、涙を誘った。
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「あんな名演、一生に一度見られるかどうかの素晴らしいものだったね」
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