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呈色

ていしょく異読 ていしき
名詞
1
標準
coloration
文例 · 用例
又その鉱石のつぶし方や発色にしても、曰く呉州は粗くて発色は黒ずむ、回春はこまかくて、呈色はあざやかだつた――など言はれるのであるが、これらは何れも材料そのものを眼の前にしての話ではなく、伝世の古染付の作品を見てのいはゆる逞ましい想察に過ぎない儚ない文献を杖にしての歩みに他ならないのである。
北大路魯山人 「明の古染付」観 青空文庫
ところが私の製陶経験で言へば、焼成の呈色は、全く窯中の熱度の高低、火焔の緩急、その他の関係から種々に変化を見せるのであつて、窯変の呈色を切離して、単独なものにして、そこからだけで原釉を考察するといふ事は、時に事実を往々にして思ひがけない処に運び去つてしまひはせぬかと考へるのである。
北大路魯山人 「明の古染付」観 青空文庫
それは藁灰釉の一部に土、あるいは釉の保有するある成分が溶け合って、海鼠釉様の藍色、または紺色を器体のある部分に呈色しているものだ。
北大路魯山人 古器観道楽 青空文庫
その上、他に全然比類を見ない快い乳白色であることが人を魅きつけ、しかも、所々に朝日のような呈色を見るのでありますから、おのずと愛陶家の精神を奮わせずにはおりません。
北大路魯山人 古器観道楽 青空文庫
さもなくば、他にいかほどの手段を尽そうとも、先ずあれだけの呈色を期待することはむずかしいと言いたい。
北大路魯山人 古器観道楽 青空文庫
作例 · 標準
リトマス試験紙に酸性溶液を垂らすと、鮮やかな赤色に呈色する反応が見られた。
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化学実験で試薬を加えた瞬間、無色透明だった液体が複雑な色に呈色し、生徒から歓声が上がった。
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特定の金属イオンを検出するために、この呈色反応を利用して物質を特定する。
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