師表
しひょう
名詞
標準
model
文例 · 用例
この点に於ては彼は一も二も無く貫一の師表たるべしといへども、その実さばかりの残刻と譎詐とを擅にして、なほ天に畏れず、人に憚らざる不敵の傲骨あるにあらず。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
そしてドイツのモルトケ将軍は日本陸軍の師表として仰がれるに至った。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
午後の三時頃、ガフがこのマッキントン博士の診察室に現れて、来意を告げた後、例の医師表を拡げて何人かの悪玉の個別評を聞き出そうとしていると、マッキントン博士は急に思い出したように、「実は、鳥渡変な話しを聞いています。
— 牧逸馬 『土から手が』 青空文庫
又社會の師表となり、風紀を維持すべき儒者墨者の徒は、唯だ堯舜時代の古典を主張し、仁義を喋喋す、是れ恰も盜賊に對して正廉慈善を説かんと一般なり。
— 小柳司気太 『韓非子解題』 青空文庫
然るに支那の歴代を見渡すと、家を整へて天下の師表となるべき、天子と皇太子との間に存外不祥事多く、皇太子の終を全くせざる者が尠くない。
— 桑原隲蔵 『支那人の妥協性と猜疑心』 青空文庫
此上書は『後漢書』の班超傳に附載されてあるが、筆情兼ね備はる點に於て、孔明の出師表や、李密の陳情表に比敵し得べき名文と思ふ。
— 桑原隲蔵 『東漢の班超』 青空文庫
出師表は忠義を骨子とし、陳情表は孝行を骨子とし、班昭のは友情を骨子として居る。
— 桑原隲蔵 『東漢の班超』 青空文庫
この時劉禪に上つたのが、かの前出師表で、所謂鬼神をも泣かしむると評さるる程の名文である。
— 桑原隲藏 『支那史上の偉人(孔子と孔明)』 青空文庫
作例 · 標準
彼は学識だけでなく人格も優れており、まさに後進の師表となるべき人物だ。
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恩師の葬儀で、教え子の一人が「先生は私たちの永遠の師表でした」と弔辞を述べた。
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政治家として清廉潔白を貫いた彼の生き様は、国民の師表として称えられた。
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