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文官

ぶんかん
名詞
1
標準
civil official
文例 · 用例
今年の文官試験にも残念ながら落第してしまった。
寺田寅彦 枯菊の影 青空文庫
曹長は、それから、彼の兄弟のことや、内地へ帰ってからどういう仕事をしようと思っているか、P村ではどういう知人があるか、自分は普通文官試験を受けようと思っているとか、一時間ばかりとりとめもない話をした。
黒島傳治 青空文庫
」 曹長は、刑法学者では誰れが権威があるとか、そういう文官試験に関係した話を途中でよして、便所へ行くものゝのように扉の外へ出た。
黒島傳治 青空文庫
知事の君をはじめとして、県下に有数なる顕官、文官武官の数を尽し、有志の紳商、在野の紳士など、尽く銀山閣といふ倶楽部組織の館に会して、凡そ半月あまり趣向を凝されたるものに候よし。
泉鏡花 凱旋祭 青空文庫
それから大急ぎで蚊帳と寝床を丸めて押入に投込んで、机の上に散らばっていた高等文官試験準備用の参考書や、問題集を二三冊、手早く重ねて片付けると今一度、駐在所の表口へ顔を出した。
夢野久作 巡査辞職 青空文庫
そのため彼等はやがて高等文官試験に合格した日、下宿の娘の誘惑に陥らないような克己心を養うことに、不断の努力をはらっていた。
織田作之助 青空文庫
己は今度の高等文官試験の本準備にかかる前に五六日海岸の空気を吸うてみるためであったが、一口に云えば壮い男が海岸へ遊びに往っていて、偶然に壮い女と知己になり、その晩のうちに離れられないものとなってしまったと云う、毎日新聞の社会記事の中にある簡単な事件で、別に不思議でもなんでもない。
田中貢太郎 蟇の血 青空文庫
三島讓と云う高等文官の受験生が、数日海岸の方へ旅行すると云って下宿を出たっきりいなくなったので、その友人達が詮議をしていると、早稲田の某空家の中に原因の判らない死方をして死んでいたと云う記事が、ある日の新聞に短く載っていた。
田中貢太郎 蟇の血 青空文庫
作例 · 標準
歴史ドラマのシーンで、色鮮やかな官服を身にまとった文官たちが王宮の回廊を歩きながら密談を交わしている。
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彼は代々続く軍人の家系に生まれたが、本人は武力よりもペンで国を動かす文官としての道を歩むことを選んだ。
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文官試験に合格するため、彼は一年間外界との接触を断ち、毎日十時間以上図書館にこもって猛勉強を続けた。
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ウィキペディア

文官(ぶんかん)とは、官吏のうち武官(軍人)以外の者を指す語である。すなわち事務官、技官などを指す。

出典: 文官 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0