民主国
みんしゅこく
名詞
標準
democratic state
文例 · 用例
それはおそかれ早かれ共産国と民主国との戦争になるからだ。
— ――私信―― 『一つの世界』 青空文庫
さて民主国と共産国といずれが勝つかはなかなかわからないが、ぼくの想像では結局いつかは共産国が勝つのではないかと思う。
— ――私信―― 『一つの世界』 青空文庫
二十五年めに、ナチス・ドイツの乱暴な侵略で第二の大戦がはじまったとき、民主国の男女は怒りに燃え、この世界にもう決して戦争がおこらなくするために立った。
— 宮本百合子 『世界の寡婦』 青空文庫
その意味で、民主国では、この社会的な課題は、男女をこめて、明日のより条理そなわった社会建設に志す人々にとって、提出されている総括的な課題の一部分として扱われているのである。
— 宮本百合子 『世界の寡婦』 青空文庫
そして、ナチスとファシストをうちやぶるために、愛する良人や兄弟をぎせいとしたすべての民主国の女性たちは、世界に平和のとりもどされた第二回のメーデーを、新しい平和への決意によって迎えております。
— 宮本百合子 『メーデーと婦人の生活』 青空文庫
そのために資本主義的な民主国の今日の現実に現れている種々の現象を、そのまま日本の民主社会の前途に当てはめて見る間違いがおこり易い。
— ――結婚のモラル―― 『人間の結婚』 青空文庫
第二次大戦の多くの国々に離婚がふえたことは、強大な資本主義の民主国の社会でも、勝った国でも、その社会のなかに発生している様々の微妙な矛盾の影響をうけて、経済的にも、心理的にも、一つ一つ切りはなされて営まれている形のままでは、これまでの家庭の平安が保てなくなって来たことを物語っているのだと思われる。
— 宮本百合子 『離婚について』 青空文庫
けれどもブルジョア民主主義、つまり資本主義民主国では、やはり女の失業も失業者の数のなかに入れております。
— 宮本百合子 『幸福の建設』 青空文庫