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楊弓

ようきゅう異読 あげゆみ
名詞多音語
1
標準
small toy bow that can be shot while sitting, popular in the Edo period
文例 · 用例
(簪の箭を取って授けつつ)楊弓を射るように――釘を打って呪詛うのは、一念の届くのに、三月、五月、三|年、五年、日と月と暦を待たねばなりません。
泉鏡花 多神教 青空文庫
親爺はぎょっとして汗を拭き、「いやいや、決してやめろとは言いませんが、同じ遊びでも、楊弓など、どうでしょうねえ。
太宰治 新釈諸国噺 青空文庫
」 さて、笛吹――は、これも町で買った楊弓仕立の竹に、雀が針がねを伝って、嘴の鈴を、チン、カラカラカラカラカラ、チン、カラカラと飛ぶ玩弄品を、膝について、鼻の下の伸びた顔でいる。
泉鏡花 貝の穴に河童の居る事 青空文庫
そこは、むかし大川の河口の三角洲があったのを埋立てた土地で、母の若い時分は芝居小屋があったり、楊弓店があったり、かなりな盛り場だったそうですが、今は全く普通の住家町になって、船つきに便利な為めか倉庫が多いようです。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
「榛野さあのように大事にして貰われれば、こっちとらも奥山へ行くけえど、銭う払うて楊弓を引いても、ろくに話もしてくれんけえ、ほんつまらんいのう」 榛野はこの仲間の Adonis であった。
森鴎外 ヰタ・セクスアリス 青空文庫
楊弓店のある、狭い巷に出た。
森鴎外 ヰタ・セクスアリス 青空文庫
※麻が楊弓を引いて見ないかと云ったが、僕は嫌だと云った。
森鴎外 ヰタ・セクスアリス 青空文庫
※麻は間もなく楊弓店を出た。
森鴎外 ヰタ・セクスアリス 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代、楊弓は庶民の娯楽として親しまれた。
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縁日では、子供たちが楊弓で的を狙って遊んでいた。
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現代のゲームとは異なり、楊弓は静かで優雅な遊びだった。
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