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隠見

いんけん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
appearance and disappearance
文例 · 用例
かつどこかスタイルがちがっており、句の心境にも芭蕉風の静寂な主観が隠見している。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
百尺岩頭燈台の白堊日にかがやいて漁舟の波のうちに隠見するもの三、四。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
東の方は村雨すと覚しく、灰色の雲の中に隠見する岬頭いくつ糢糊として墨絵に似たり。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
その結果この星の表面を縦横に走っている運河のようなものが南北両極の氷塊の消長につれて隠見する有様が仔細に知れた。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
川上も下流も見えぬが、向うのあの岩山、九十九折のような形、流は五尺、三尺、一間ばかりずつ上流の方がだんだん遠く、飛々に岩をかがったように隠見して、いずれも月光を浴びた、銀の鎧の姿、目のあたり近いのはゆるぎ糸を捌くがごとく真白に翻って。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
ばかめ、こんな爺さんを掴めえて、剣突もすさまじいや、なんだと思っていやがんでえ、こう指一本でも指してみろ、今じゃおいらが後見だ」 憤慨と、軽侮と、怨恨とを満たしたる、視線の赴くところ、麹町一番町英国公使館の土塀のあたりを、柳の木立ちに隠見して、角燈あり、南をさして行く。
泉鏡花 夜行巡査 青空文庫
「それが目は酸漿なして」とあるのは、熔岩流の末端の裂罅から内部の灼熱部が隠見する状況の記述にふさわしい。
寺田寅彦 神話と地球物理学 青空文庫
高台に出ると四辺がにわかに開けて林の上を隠見に国境の連山が微かに見える。
国木田独歩 小春 青空文庫
作例 · 標準
手品師の巧みな隠見の技に、観客は息をのんだ。
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森の奥で、動物の隠見が激しかった。
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「このゲームの隠見スキル、使いこなすのが難しいね!」
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伝説によれば、その島は時折、隠見を繰り返すという。
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