折り紙
おりがみ
名詞頻度ランク #16215 · 青空 44 例
標準
origami
文例 · 用例
Dは数年前にも一度来朝したが、その後ノーベル賞をもらって世界第一流の学者としての折り紙をつけられた。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
――ひざまずいたまま烱々とまなこを光らして名人は、ややしばし老直訴人の姿をじいっとうち見守っていたかと見えたが、さすがは慧眼無双、そちひとりおらばと名宰相が折り紙つけただけのことがあって、せつなのうちにもうあの眼がさえ渡りました。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
その博多焼きの泥斎ならば、二十年間博多で修業したといういま江戸で折り紙つきの名工だ。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
天下第一の器量人、名宰相伊豆守ですらも舌を巻いて、あれは無比無双じゃと折り紙つけたむっつり流、狂い知らずのその眼に狂いがあったのです。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
」 いわれて、のどかなお公卿さまがお役にたつはこのときとばかり、知恵伊豆折り紙つきの生きぢょうちんを光らしながら、しきりとくいぎわの葦むらを見調べていた様子でしたが、おどろいたもののごとくに叫びました。
— へび使い小町 『右門捕物帖』 青空文庫
目ぢょうちんを光らしてみろッ」 いわれるまえに、お公卿さまがまっくらなへやの中を折り紙つきの逸品でじっと見透かしていたようでしたが、けたたましく言い叫びました。
— へび使い小町 『右門捕物帖』 青空文庫
伊豆守様が希代なわざと折り紙つけてくださいましたのも、一つはつまりそれなんでございますがね」「なるほどさようか、いかにも珍しい話じゃが、名はなんと申すか」「善光寺|辰と申しますんで――」「なに、善光寺辰?
— 曲芸三人娘 『右門捕物帖』 青空文庫
」 叫びざまに、こぢんまりとしたからだをちょこちょこと走らせて、逃げゆく影を追跡していった様子でしたが、いかさま名詮自称のことばのとおりで、右手のうちから得意の投げなわが、するすると長いへびのごとく伸びたかとみるまに、わざは知恵伊豆守が希代の名技と折り紙つけた秘芸でした。
— 曲芸三人娘 『右門捕物帖』 青空文庫
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折り紙(折紙、おりがみ)とは、紙を折って動植物や生活道具など色々なものの形を作る日本伝統の遊びである。また、折り上げられた作品そのものや、折り紙用に作られた正方形の専用紙、千代紙などのことを指す。分類の仕方により、儀式儀礼で使う紙で折った工作物や、室町時代に整えられた上級武家が和紙で物を包むために用いていた折形(折形礼法)も「儀礼折り紙」として折り紙に含む場合があるが、日本では一般的には、戦国時代頃には存在し江戸時代頃に庶民に広まった「遊戯折り紙」のみを指す。
出典: 折り紙 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0