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篤実

とくじつ
名詞形容動詞
1
標準
sincerity
文例 · 用例
蕪村は極めて温厚篤実の人であった。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
それはとにかく、この老人はこの煙管と灰吹のおかげで、ついぞ家族を殴打したこともなく、また他の器物を打毀すこともなく温厚篤実な有徳の紳士として生涯を終ったようである。
寺田寅彦 喫煙四十年 青空文庫
それは温厚篤実をもって聞こえた人で世間ではだれ一人非難するもののないほどまじめな親切な老人であって、そうして朝晩に一度ずつ神棚の前に礼拝し、はるかに皇城の空を伏しおがまないと気の済まない人であった。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
然し彼は資性篤実で又能く物に堪え得る人物であったから、この苦悩の為めに校長の職務を怠るようなことは為ない。
国木田独歩 富岡先生 青空文庫
無慾篤実の人でなければ出来る事でない。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
東湖その他の水戸学者の稜々たる野性ぶりとは違つて、温厚篤実、心の底からの学者肌の人であつた。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
文右衛門は四十五、六の篤実らしい男であった。
二人女房 半七捕物帳 青空文庫
極頑固な、極篤実な、敬神家や道学先生と、なんの択ぶところもない。
森鴎外 かのように 青空文庫
作例 · 標準
彼は篤実な人柄で、誰からも信頼されている。
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篤実な態度で仕事に取り組むことが、成功の秘訣だと彼は言う。
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彼女の篤実な性格は、周りの人々に安心感を与える。
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