毛ガニ
けガニ異読 けがに
名詞多音語
標準
hair crab (Erimacrus isenbeckii)
文例 · 用例
おばけガニ 小林少年と井上君は、それを見て、ゾーッと、全身のうぶ毛がさかだつような気がしました。
— 江戸川乱歩 『妖星人R』 青空文庫
おばけガニは、窓から、はいろうとしましたが、からだが大きいので、はいれません。
— 江戸川乱歩 『妖星人R』 青空文庫
ふりかえると、おばけガニは、廊下いっぱいになって、おそろしい八本の足で、バリバリ音をたてて、フットボールのたまのような目を、クルクルさせながら、おっかけてくるのです。
— 江戸川乱歩 『妖星人R』 青空文庫
おばけガニは、すぐうしろから、せまってきます。
— 江戸川乱歩 『妖星人R』 青空文庫
小林君は、それよりも、おばけガニのことが気になるので、うしろをふりかえってみました。
— 江戸川乱歩 『妖星人R』 青空文庫
たちまち、四メートル、五メートル……七メートル、八メートル、おそろしくでっかい、おばけガニです。
— 江戸川乱歩 『妖星人R』 青空文庫
それらのおばけガニが大きなはさみを、おったて、八本の足をモガモガと動かしているありさまは、じつに、なんともいえないおそろしさです。
— 江戸川乱歩 『妖星人R』 青空文庫
二十面相の魔法の力で、あのでっかいおばけガニが、もうろうと、姿をあらわしてきたのです。
— 江戸川乱歩 『妖星人R』 青空文庫