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間借り人

まがりにん
名詞
1
標準
lodger
文例 · 用例
下宿は私鉄の駅からあまり遠くない住宅地の一角にあったが、いかにもかつての郊外の、周囲を農地にとりまかれていた時代を語るような、食料品や雑貨を売る田舎の便利屋ふうの古い店で、私たち間借り人たちの部屋はその二階にあった。
山川方夫 愛のごとく 青空文庫
家主の説明によると、私の他の四組の間借り人のうち二組は共稼ぎの若夫婦で、あとは美容院に勤めている姉妹と、家主の遠縁の神学生が一人で部屋に入っていた。
山川方夫 愛のごとく 青空文庫
食器、フォーク、ナイフ、杯、コップ、茶碗、これらのものはむろん、いろんな間借り人から借り集めたので、形も大きさもちぐはぐではあったが、とにかく一定の時間にはそれぞれ各々の場所に並んでいた。
フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 罪と罰 青空文庫
ほかでもない、葬式の場には墓地までついてきたポーランド人をのけると、招かれた間借り人たちが誰一人顔を出さなかったくせに、法事には、つまり振舞の方には、ごくつまらない貧乏たらしい、まるで人並みでないようなかっこうをしたやくざな連中が、ぞろぞろやってきたことである。
フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 罪と罰 青空文庫
たとえば、間借り人の中で一ばん地位のありそうな、ピョートル・ペトローヴィッチ・ルージンなどが、顔を出していなかった。
フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 罪と罰 青空文庫
というのは、彼女がカチェリーナと口論して、家族全部を追い出してやるとおどしたついでに、お前さん一家が『お前さんたちなど足もとにも及ばぬ立派な間借り人』に迷惑をかけて困ると、ありったけの声でわめいたことがあったからである。
フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 罪と罰 青空文庫
すると、間借り人一同はどっとばかりに笑いくずれ、つかみ合いの喧嘩を予想しながら、わざとアマリヤをおだてた。
フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 罪と罰 青空文庫
間借り人の連中は、てんでに勝手なことをしゃべっていた――中には今のでき事を、自分の知恵相当に解釈して、結論をつける者もあった。
フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 罪と罰 青空文庫
作例 · 標準
大家さんは、間借り人に規則を丁寧に説明した。
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このアパートには、世界中から来た間借り人が住んでいる。
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彼は、昔ながらの町屋で間借り人として暮らしていた。
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