大人数
おおにんずう異読 おおにんず
名詞
標準
large number of people
文例 · 用例
」「ところが眷属大人数です。
— 泉鏡花 『卵塔場の天女』 青空文庫
大人数なために稼いでも稼いでも貧乏しているので、だらしのない汚い風はしていたが、その顔付きは割合に整っていて、不思議に男に逼る淫蕩な色を湛えていた。
— 有島武郎 『カインの末裔』 青空文庫
」と言うが早いか、何千人という大人数が、一どに馬にとびのって、大風のように、びゅうびゅうかけだしました。
— 鈴木三重吉 『ぶくぶく長々火の目小僧』 青空文庫
多摩の野の幽室に君横たはり我は信濃を悲みて行く 十二年の秋大人数で奥軽井沢三笠の山本別邸に押しかけた折の作。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
この捕り物での特徴は、捕られる方でも、捕る方でも、一言も言葉を掛け合わなかったことで、八百人あまりの大人数が、長い間格闘をしながらも、花川戸一帯の人達は、ほとんど知らずにおわってしまった。
— 国枝史郎 『銅銭会事変』 青空文庫
あとで聞いたことだが、戦災にあった親戚の大人数の一家が住んでいる。
— 豊島与志雄 『ヘヤーピン一本』 青空文庫
遠い昔、西を追われたらしい高麗の豪族の一族郎党大人数が、舟で逃げてきて、ここに上陸した。
— 坂口安吾 『曾我の暴れん坊』 青空文庫
この大人数が、三百年来住み慣れた墳墓の地を捨て、百五十里もある南の国へ引き揚げよと命ぜられても、わずか四、五日の間でそんな大移住が行ないうるものか、どうかと。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
作例 · 標準
例句