鼻疾
びしつ
名詞
標準
diseases of the nose
文例 · 用例
栗うりの童は、逸足出して逃去り、学生らしき男は、欠びしつつ狗を叱し、女の子は呆れて打守りたり。
— 森鴎外 『うたかたの記』 青空文庫
そこに於てこそ、自分が苦しみ、悦びしつつ経て行く生活過程に絶対無二な意義を感じ得るとともに、近くは親同胞、配偶者、あらゆる友、生きている者全部の営みに、尊敬と理解、同感を持ち得るのではないでしょうか。
— 宮本百合子 『われを省みる』 青空文庫
日來快濶にして物に鬱する事などの夢にもなかりし時頼の氣風|何時しか變りて、憂はしげに思ひ煩ふ朝夕の樣|唯ならず、紅色を帶びしつや/\しき頬の色少しく蒼ざめて、常にも似で物言ふ事も稀になり、太息の數のみぞ唯ゝ増さりける。
— 高山樗牛 『瀧口入道』 青空文庫
伯父に頭を平手でびしつと叩かれたり、足で蹴り起されたりする事が幾度あつたか知れなかつた。
— 加能作次郎 『世の中へ』 青空文庫
武男は読みあきし新聞を投げやりて、ベッドの上にあくびしつつ、窓外を打ちながめぬ。
— 徳冨蘆花 『不如帰 小説』 青空文庫
しかしそれ等はほんの表面の現われに過ぎないので、大切なことは、規則がある以上はそれを守ること、また社会道徳に反することは、それを禁止する法律を、びしびしつくっていることである。
— 中谷宇吉郎 『自由と進歩』 青空文庫
作例 · 標準
彼は長年、副鼻腔炎という「鼻疾」に悩まされており、ティッシュペーパーが手放せない生活を送っている。
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「最近、変な匂いが鼻について離れないんだ」「それは深刻な鼻疾の可能性もあるから、早めに病院に行きなよ」
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漢方医は、慢性的な鼻疾の改善には体質から見直す必要があると、じっくり時間をかけてカウンセリングを行った。
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