桜色
さくらいろ
名詞頻度ランク #43442 · 青空 96 例
標準
light pink
文例 · 用例
風景なり人物なり、これで撮って適当な薬液で現像すれば蒼い空に浮く雲も、森の緑、野の花の黄紅白紫、ないしは美人の頬の桜色でもすぐに種板に現われるというのは愉快である。
— 寺田寅彦 『天然色写真新法』 青空文庫
夏は、対岸から、踵の高い女の白靴や、桜色に光沢を放っている、すき通るような薄い絹の靴下や、竹の骨を割った日傘が、舟で内密で持ちこまれてくる。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
」 彼女は、桜色の皮膚を持っていた。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
その時だけは顔色が美しい桜色をして目の光もなんとなく生き生きしているようであった。
— 寺田寅彦 『B教授の死』 青空文庫
ある時、上衣を紛失した上川が、ぬれ手拭をさげ、風呂からあがりたての、桜色の皮膚で帰って来た。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
夏の夜あゝ 疲れた胸の裡を桜色の 女が通る女が通る。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
薄皮仕立で桜色の皮膚は下膨れの顔から胸鼈へかけて嫩葉のような匂いと潤いを持っていた。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
逸作とわたくしは幼友達ではあるが、それはほんのちょっとの間で、双方年頃近くになり、この上野の森の辺で初対面のように知り合いになったときは、逸作はその桜色の顔に似合わず市井老人のようなこころになっていた。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫
作例 · 標準
桜色のハンカチは、彼女のお気に入りの小物だ。
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夕焼けが空を桜色に染め、幻想的な景色を作り出した。
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赤ちゃんは桜色の肌をしていて、とても可愛らしい。
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ウィキペディア
桜色(さくらいろ)とは、ソメイヨシノなど、日本産桜の園芸種の花弁にイメージされる淡紅色である。
出典: 桜色 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0