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優品

ゆうひん
名詞
1
標準
excellent goods
文例 · 用例
啻だ数量ばかりでなく優品をも収得したので、天居が去年の夏、複製して暑中見舞として知人に頒った椿岳の画短冊は劫火の中から辛うじて拾い出された椿岳蒐集の記念の片影であった。
――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 淡島椿岳 青空文庫
「シエク・ユル・ベレツド」や、ラホラブとノフエルト公夫妻の像の如きは、古帝國の彫刻の優品として、又美術史上古今に濶歩す可き作品であるが、かの評判のツタンカーメン王陵發見の金ピカの遺物に至つては、たゞ俗目を驚かすのみに過ぎず、美術上などから言つて格段の價値はない。
濱田耕作 埃及雜記 青空文庫
これは特別な優品で、他に類例を見ないくらい無色透明なところてん袋が多く付着している。
北大路魯山人 洛北深泥池の蓴菜 青空文庫
魚の肝の中でのピカ一の優品は、はものそれで、次が、たい、かわはぎというところであろう。
北大路魯山人 知らずや肝の美味 青空文庫
(三) 素人が窯を造る場合、その目的が大量製産の利潤にあるか、少量優品製作にあるかはあえてわざわざ問うまでもあるまい。
――製陶上についてかつて前山久吉さんを激怒せしめた私のあやまち―― 素人製陶本窯を築くべからず 青空文庫
しからば少量の優品を作り出して優雅逸楽に耽らんとするには、その作品は誰が作るのであるかに問題の重点をおき、これが注意の的とならざるを得ないではないか。
――製陶上についてかつて前山久吉さんを激怒せしめた私のあやまち―― 素人製陶本窯を築くべからず 青空文庫
今日の温州ミカン出現前までは上のコミカンは広く人々に顧みられ愛せられていたものであったが、優品である温州ミカンに圧せられて盛衰全く地を代えてしまった。
牧野富太郎 植物記 青空文庫
スミレは今、いろいろのスミレの種類を総称するような名ともなっていれど、その中で特にスミレというのは、スミレ品類中一等優品で、濃紫色の花を開く無茎性叢生種の名であって、これを学名では、Viola mandshurica W. Beck. といっている。
牧野富太郎 植物知識 青空文庫
作例 · 標準
美術館には、世界中から集められたルネサンス期の絵画の優品が展示されていた。
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この骨董品店は、店主の審美眼によって選び抜かれた優品ばかりを扱っている。
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彼の陶芸作品は、まさに優品と呼ぶにふさわしい、洗練された美しさを持っていた。
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