唯一
ゆいいつ異読 ゆいつ・ゆういつ
名詞-の形容詞名詞副詞頻度ランク #2215 · 青空 5536 例
標準
only
文例 · 用例
そこで、臨床的な話をするならば、先人の作品に、更めて親炙すること唯一つである。
— 中原中也 『撫でられた象』 青空文庫
「(前略)吾々は近代生活を唯一の文学的対象とし、そのために先づ吾々自体から旧い文学精神とその方法論を棄てる。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
そしてこの詩集は、北原兄の『思ひ出』以後における日本唯一の美しい抒情小曲集である。
— 序 『抒情小曲集』 青空文庫
唯一の例外は、二児を連れて焼津へ行った時だけだった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
しかもただ、自分が彼について語り得る唯一の權利は、あらゆる他のだれよりも、すべての彼の友人中で、自分が最も新しい、最近の友であつたといふことである。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
私の創った唯一の詩だ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
× × × 或る一つの内容を盛るに最も適はしい唯一形式は、探し得られる。
— 中原中也 『生と歌』 青空文庫
一、根本的には唯一つの態度しかない。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫