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成女

せいじょ
名詞
1
標準
adult woman
文例 · 用例
早朝上野の不忍の池の蓮見に歩行いて、草の露のいと繁きに片褄を取り上げた白脛を背後から見て、既に成女の肉附であるのに一驚を喫した書生がある、その時分から今も相変らず、美しい、若々しい。
泉鏡花 三枚続 青空文庫
これは瓊州猿の雌を飼いしに成熟期に及び黒から灰茶色に変わった(『大英百科全書』十一)というから推すと、最初雌雄ともに黒いが後に雌が変色するより変成女子と信じたり、『列子』、〈と為る〉、『荘子』、〈を以て雌と為る〉と雌雄を異種に見立てたのだ。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
つまり成女戒前の物忌みのしるしで、女となつて生れ出る式ですから、産室を白くした様に、白無垢にくるまつたのです。
――花祭り解説―― 山の霜月舞 青空文庫
盆がまと言ふのは、成女戒を受ける前の女児が物忌み生活をした遺風で、まゝごとの起源でもあるのですが、こゝでは、大小二つの竈を作つて、小さい方を家の外へ出して置くのださうです。
――花祭り解説―― 山の霜月舞 青空文庫
お半も、お七も十四か十五かの少・成女の年境が問題になる娘であつた。
――中村魁車を誄す―― 街衢の戦死者 青空文庫
三斎の意をうけた同類が、どのように、母御をおびやかし、おどかしつづけたかも、思うてもあまりがある――とうとう、長崎一の縹緻よし、港随一の貞女とうたわれていた母御は、あたら、まだ成女ざかりを、われとわが身を殺してしまわれたのじゃ――な、雪之丞、それを忘れはいたされまいな?
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫
処女が花を摘みに行つて、花をかざして来る事は、神聖な資格を得た事であつて、此時に「成女戒」が授けられる。
折口信夫 花の話 青空文庫
こゝに何か秘密な行事があるので、其時に花をさしたと言ふ事が、成女戒を授けられた事になる。
折口信夫 花の話 青空文庫
作例 · 標準
彼女はもう成女だから、自分のことは自分で決められる。
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成女になったら、一人暮らしを始めたいと考えている。
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昔は成女になると、すぐに結婚するのが一般的だった。
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