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過大評価

かだいひょうか
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
overestimation
文例 · 用例
この時代の作者の主観は、少くとも或る人間的なものの歴史的主張の欲望に立って、その欲望の正当性の抽象化した過大評価から作品のリアリティーを損ったのであった。
宮本百合子 今日の文学の展望 青空文庫
この現実を、まじめに、しっかりと身にしみてのみこんだとき、私たちは、はっきりとさっきふれたデカダンなまたエロティックな文学からはじまって、『近代文学』の多くの人々の陥っている個的なものの過大評価の誤りを理解すると思います。
――新日本文学会における一般報告―― 一九四六年の文壇 青空文庫
ピリニャークは、生れつき胆の太い男だし、従来、ソヴェト文学の領域で同伴者に許されていた地位を過大評価していた。
宮本百合子 ソヴェト文壇の現状 青空文庫
構成派が革命に対するインテリゲンツィアの任務を過大評価している点、的はずれな機械力への讚美、生産労働に対する異国趣味を、はっきり批判するようになって来た。
宮本百合子 ソヴェト文壇の現状 青空文庫
況んや、生物学者としてさのみではないが、天皇の素人芸としては、というような意味の過大評価は、哀れ、まずしい話である。
坂口安吾 天皇陛下にさゝぐる言葉 青空文庫
現代では「文化的」と云へば、きつと「西洋風」を連想する一方、これを遺憾とする風潮のなかゝらまた「日本文化」を過大評価する傾向が生れ「日本精神」又は「日本趣味」が、多くは「封建的」で「鎖国的」で「非人間的」でさへあることを忘れがちな議論が横行する始末である。
岸田國士 “現代風俗”に就いて 青空文庫
新らたなるものに対するジャーナリズムの過大評価は見なれてゐることだから、私は必ずしもこの評判を鵜のみにはしないが、伝統の否定、将棋の場合では定跡の否定、升田七段その人を別に、漠然たる時代的な翹望が動きだしてゐるやうな気がする。
坂口安吾 大阪の反逆 青空文庫
そしてその半面には、さほどでもない人物が、たゞある種の行為、または特徴のために、過大評価され、俗論によつて、さもそれが「典型」であるかの如き取扱ひを受け、却つて心あるものの疑念を深めてゐるといふ事実もなくはありません。
――力としての文化 第五話 青年の夢と憂欝 青空文庫
作例 · 標準
自分の能力を過大評価して、無謀な挑戦をしてしまった。
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市場の需要を過大評価した結果、在庫が過剰になってしまった。
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「まさか、そんなにうまくいくなんて、俺も過大評価しすぎていたよ。」
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