放物線
ほうぶつせん
名詞
標準
parabola
文例 · 用例
もはや爆裂するだけの勢力のない火弾が、空気の抵抗のためにその速度を失って、重力のために放物線を描いてたれ落ちるのである。
— 寺田寅彦 『備忘録』 青空文庫
せっかく親から享けたあたら眉毛を剃り落し、嫁入り前の若い身で一たん青眉にし、その上へすすきの葉のようにほそい放物線を描いたりしているのは、あまり美的なものとは言えないのである。
— 上村松園 『眉の記』 青空文庫
その放物線の果てがどこで終るのかと心配になるほど髪の生えぎわまでものばしている描き眉にいたっては、国籍をさえ疑いたくなるのである。
— 上村松園 『眉の記』 青空文庫
数学上においては剛体の衝突に関する法則、放物線体形の鏡面の磨き方、透視のこと、曲線の弧長を求めることなどの研究があり、一張双曲面の二組の母線をも発見した。
— 三上義夫 『芸術と数学及び科学』 青空文庫
ところが、つぎの右かくしから、ふいに紙ぎれが一つ飛び出して、空中に放物線を描き、ルージンの足もとに落ちた。
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
作例 · 標準
打者の放った打球は、高い放物線を描いてバックスクリーンへと吸い込まれていった。
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彼は黒板に二次関数のグラフを書き、それが綺麗な放物線になることを説明した。
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橋のケーブルが重力によって描く曲線は、厳密にはカテナリー曲線だが、放物線に近い形状をしている。
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ウィキペディア
放物線 には、次のように物理的な意味と数学的意味がある。(1)(物理的な意味)その名の通り、物を投げ放った際に物が描く軌跡のことである。 (2)(数学的な意味)円錐曲線の一つで、定直線の頂点から準線までの等距離の状態で、頂点を曲線で結ぶ点の集合。古代ギリシア時代から数学者が研究している曲線。 グラフとしては、二次曲線で、頂点を目指して上昇し、その後下降するような曲線。
出典: 放物線 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0