素麺
そうめん異読 ソーメン
名詞頻度ランク #40494 · 青空 73 例
標準
fine white noodles
文例 · 用例
* * * 紺の上っぱりを着て、古ぼけた手拭で姉さんかぶりをした母が、後ろ向きに店の隅に立って、素麺箱の中をせせりながら、「またこの寒いにお前どこかに出けるのけえ」 というのを聞き流しにして清逸は家を出た。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
お茶屋も懸っておりまするで、素麺、白玉、心太など冷物もござりますが、一坂越えると、滝がござります。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
所得は(銭三十銭、米四合) 二五中ノ上御馳走は(豆腐汁、素麺汁)前が魚屋だからアラがダシ、豆腐はお手のもの。
— 広島・尾道 『行乞記』 青空文庫
「素麺が出來たから下へ行つておあがりよ。
— 木下杢太郎 『少年の死』 青空文庫
」で、やや罅の入った重い濁り声で、咄弁でもなく雄弁でもなく、ただ冗漫言をだらだらと素麺式に扱いてゆくだけであるので驚いた。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
格子にならんだ台所で、三十三四の女が今夜のたなばたに供えるらしい素麺を冷やしていた。
— 半七先生 『半七捕物帳』 青空文庫
女は岡を指して「アレは畑でございますがノ、アノずつと出ました先の蔭の所は磯でございましてアノ島は矢島經島と申しましても一つは此所からでは隱れて見えませんが其島と丁度向合になつて居ります所に冷たい水が湧いて出ますので夏になりますと小木のものがあの磯へ素麺冷しにまゐりますというた。
— 長塚節 『佐渡が島』 青空文庫
必ず素麺を持つて遊びに行くといふのは感じがいゝ。
— 長塚節 『佐渡が島』 青空文庫
作例 · 標準
食欲がない夏の昼下がりには、冷たく冷やした素麺が何よりのご馳走だ。
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彼は素麺のつゆにこだわり、鰹節と昆布で一から丁寧にだしを取る。
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「お中元で高級な手延べ素麺をいただいたから、今夜はみんなで食べよう」
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ウィキペディア
素麺(そうめん、索麺)は、小麦粉を原料とした日本を含む東アジアの麺のひとつ。主に乾麺として流通するため、市場で通年入手できるが、冷やして食することが多く、清涼感を求めて夏の麺料理として食するのが一般的である。
出典: 素麺 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0