俊敏
しゅんびん
形容動詞名詞頻度ランク #41178 · 青空 102 例
標準
quick-witted and agile
文例 · 用例
五十米レエスならば、まず今世紀、かれの記録を破るものはあるまい、とファン囁き、選手自身もひそかにそれを許していた、かの俊敏はやぶさの如き太宰治とやらいう若い作家の、これが再生の姿であろうか。
— 太宰治 『答案落第』 青空文庫
あの颯爽たる雄姿、動作の俊敏、天才的の予言!
— 太宰治 『返事』 青空文庫
その走り方は、不器用な中に鳥獣のような俊敏さがあった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
「この大根、嫁かずであれ、――今に」そういうかと思うと、たちまち、男はまた、不器用にも俊敏に去った。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
金モールの大礼服をつけた額の高い、鼻が俊敏に秀でている禿齢の紳士であった。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
世界中の人間に、しんから敬服されたいものだ、僕の俊敏の頭脳と、卓抜の手腕と、厳酷の人格を時折ちらと見せて、あらゆる人間に瞠目させたい等と頬杖ついて、うっとり思案してもみるのだが、さて、僕には、何も出来ない。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
仏乗の研修は寂心の教導のみならず、寂心の友たり師たる恵心の指示をも得て、俊敏鋭利の根器に任せて精到苦修したことでもあったろう。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
大都会の下町――そこにはあらゆる文化と廃頽の魔性の精がいて、この俊敏な青年の生命をいつかむしばみ白々しい虚無的な余白ばかりを残して仕舞った。
— 岡本かの子 『高原の太陽』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は俊敏な頭脳と機敏な行動力で、次々と難問を解決していった。
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俊敏なリスが、木々を音もなく軽やかに駆け上がっていく。
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「あの選手は俊敏で、ボールへの反応が速いから見ていて飽きない。」
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