難治
なんじ異読 なんち
名詞名詞-の形容詞
標準
intractable (diseases)
文例 · 用例
それは難治の腫れ物が口を開いて膿を出し切ったのと同じ喜びを人足たちに与えた。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
十七年危篤に陥ったとき腎臓をいためていたまま戦時中手当ができず、その後の活動によって慢性の難治な状態になっています。
— 宮本百合子 『文学について』 青空文庫
たとえば、難治の大病にかかって長く病院にはいっていた者が、近ごろ次第に快方に向かったというので、退院を許され、汽車に乗って帰郷の途についたとする。
— 河上肇 『貧乏物語』 青空文庫
二十餘年間支那に布教して、該國情に精通して居るアメリカの Arthur Smith も、その Chinese Characteristics. p. 178 に、支那人は兩親が難治の疾病に罹る時は、その子女たる者が、自己の肉片を割き之を調理して父母に進めることが、尤も有效な療法と認めて居る。
— 桑原隲藏 『支那人間に於ける食人肉の風習』 青空文庫
実際に先生の宰邑は、民力甚しく疲弊して人心荒放、頗る難治の郡とされてゐた。
— 中村憲吉 『頼杏坪先生』 青空文庫
陳れば、昨冬以来だんだん御懇情なし下されし娘粂儀、南殿村稲葉氏へ縁談御約諾申し上げ置き候ところ、図らずも心得違いにて去月五日土蔵二階にて自刃に及び、母妻ら早速見つけて押しとどめ、親類うち寄り種々申し諭し、医療を加え候ところ、四、五日は飲食も喉に下りかねよほどの難治に相見え申し候。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
費は、季氏の領内でも難治の邑として知られ、閔子騫などのような優れた人物でも、完全には治めかねたところである。
— 下村湖人 『論語物語』 青空文庫
然るに子羔は、まだ年は若いし、学問は生だし、人物も、性質も悪くはないが、少しのろまだし、どう見てもそんな難治の地方で代官など勤まる柄ではなかった。
— 下村湖人 『論語物語』 青空文庫
作例 · 標準
難治性の皮膚疾患に悩む患者さんを多く診てきた。
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難治がんの新しい治療法の開発が急務となっている。
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彼の病気は難治と診断され、治療の選択肢は限られていた。
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標準
rebellious
作例 · 標準
その反乱軍は、中央政府にとって非常に難治な存在だった。
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彼は若かりし頃、教師泣かせの難治な生徒だったという。
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難治な問題にも、粘り強く立ち向かう姿勢が大切だ。
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