呪詛
じゅそ異読 ずそ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞多音語
標準
curse
文例 · 用例
人民の呪詛もひどかつた。
— 太宰治 『地図』 青空文庫
この山の祖神の福慈の神に対する呪詛の言葉を常陸風土記では、 汝所居山、生涯之極、冬夏雪霜、冷寒重襲、人民不登、飲食勿奠者 という文字で叙している。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
翁は掌の上に載せた火山弾にだんだん切ない重みを感じながら、その娘に対し氷にもなれというような呪詛をかけたことのおよそ見当違いでもあり、無慈悲な仕打ちであることが悔まれた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
護摩壇に向つて、髯髪も蓬に、針の如く逆立ち、あばら骨白く、吐く息も黒煙の中に、夜叉羅刹を呼んで、逆法を修する呪詛の僧の挙動には似べくもない、が、我ながら銀の鍋で、ものを煮る、仙人の徒弟ぐらゐには感ずる。
— 泉鏡太郎 『続銀鼎』 青空文庫
はじめから、威したものが盲人と知れれば、婦も然までは呪詛れずに濟んだのでありませう。
— 泉鏡太郎 『三人の盲の話』 青空文庫
右の其の横戀慕の盲人に、呪詛はれたに相違ありませぬ。
— 泉鏡太郎 『三人の盲の話』 青空文庫
何でも病院の越度と思つて、其が口惜しさに、もの狂はしく大な建ものを呪詛つて居るんだらう。
— 泉鏡太郎 『艶書』 青空文庫
――先刻も見れば、その森から出て参って、小児たちに何か菓子ようのものを与えたが、何か、いつも日の中から森の奥に潜みおって、夜ふけを待って呪詛うたかな。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
作例 · 標準
彼は自分を罠にはめたライバルへの激しい怒りを抑えきれず、深夜に一人で呪詛の言葉を吐き出した。
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その古い蔵から見つかった木札には、当時の権力者を呪うための恐ろしい呪詛が記されていた。
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合理的な説明がつかない不幸が続いたため、村人たちは誰かの呪詛による祟りではないかと噂し合った。
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