敦厚
とんこう
名詞形容動詞頻度ランク #39074 · 青空 21 例
標準
sincerity and kindheartedness
文例 · 用例
敬の言、敦厚を欠き、帝の意、醇正に近しと雖も、世相の険悪にして、人情の陰毒なる、悲む可きかな、敬の言|却って実に切なり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
高巍の説は、敦厚悦ぶ可しと雖も、時既に晩く、卓敬の言は、明徹用いるに足ると雖も、勢|回し難く、朝旨の酷責すると、燕師の暴起すると、実に互に已む能わざるものありしなり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
しかも巍の誠を尽し志を致す、其意と其|言と、忠孝|敦厚の人たるに負かず。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
諸将の中に於て年最も少しと雖も、善戦有功、もとより人の敬服するところとなれるもの、身の長八尺、年三十五、雄毅開豁、孝友|敦厚の人たり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
田野を闢き、学校を興し、勤倹身を持し、敦厚人を待つ。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
日本の辺鄙福岡地方の能楽を率いて洋風滔々の激流に対抗し、毅然としてこの国粋芸術を恪守し、敬神|敦厚の美風を支持したのは翁一人の功績であった。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
満州人敦厚の“都門紀変三十首絶句”というのは多分拳匪の乱を謳ったものらしいが、その中の第七首“粛府”にこういうのがあるそうだ。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
堅紙の表紙に父の「お家流」の見出しが敦厚な書体で書いてあるのが、見る毎に何かの咒文のように私の目に映った。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
作例 · 標準
彼の敦厚な人柄は、周囲の人々から深く信頼されている。
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敦厚な心持ちで人々と接することで、争いを避けることができる。
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その政治家は、敦厚な態度で市民の意見に耳を傾けた。
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