遁甲
とんこう
名詞
標準
type of astrology
文例 · 用例
九宮方位の談、八門遁甲の説、三命の占、九星の卜、皆それに続いている。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
煙草盆に香の薫のみして、座にいまだ人影なき時、瀧君の此の光景は、眞田が六文錢の伏勢の如く、諸葛亮の八門遁甲の備に似て居る。
— 泉鏡太郎 『九九九會小記』 青空文庫
其の夕刻は、六文錢も、八門遁甲も何にもない。
— 泉鏡太郎 『九九九會小記』 青空文庫
思想や信仰は自ら作るもので人から与えるべきものでないから、求めるものの方が間違ってるが、左に右く二葉亭は八門|遁甲というような何処から切込んでも切崩す事の出来ない論陣を張って、時々奇兵を放っては対手を焦らしたり悩ましたりする擒縦殺活自在の思弁に頗る長じていた。
— 内田魯庵 『二葉亭余談』 青空文庫
奇門遁甲 奇門遁甲の書というものが多く世に伝えられている。
— 閲微草堂筆記(清) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
六門遁甲が根本である。
— 国枝史郎 『鵞湖仙人』 青空文庫
内典の學問ばかりか、外典は固より、陰陽から遁甲の學、もつと遠く大日教の教義まで知りぬいた人だつた。
— 折口信夫 『死者の書 續篇(草稿)』 青空文庫
」「お聞き及びでもござろうが、吾ら一千人の主領と申すは、南蛮渡来の法術を使い遁甲隠形飛行自在、まだ弱冠の身でありながら、既に総帥の器を有し、数年前より御嶽山上に砦を設けて武威を張る御嶽冠者と申すお方!
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
作例 · 標準
古代の賢者は、遁甲の術を用いて戦の行方を占ったという。
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彼は遁甲の奥義を極め、天象から未来を読み解くことができた。
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小説の中の主人公は、遁甲の知識を駆使して困難を乗り越えていく。
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