定見
ていけん
名詞
標準
fixed opinion
文例 · 用例
しかも無定見ではあるが近く彼等は解禁をなすであろう。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
予審判事、検事が、極端に被告の自供を強要するの悪習は、この調書に絶対の証拠力を附すと云ふ公判判事の無識、無定見から由来して居ると云つてもいゝ。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
さて内容からされた詩の解説が、かく各人各説であるに反して、一方形式からされた詩の答解は、不思議に多数者の意見が一致し、古来の定見に帰結している。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
例えば前の多くの場合で、神話が科学よりも詩的であり、月光の夜が白昼よりも詩的であり、奈良が大阪よりも詩的であり、恋愛が所帯暮しよりも詩的であり、秀吉が家康よりも詩的であるとして、一般の人々に定見されてるのはどういうわけか。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
これについての限定は、一般に多数の定見が一致している、常識に準ずるのが無難であろう。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
ははあ、あなたに美人の定見がありますか。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
」私「でも、私は美人と思ったのですもの、定見とか何とか問題無しに。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
あなたには、まるで御定見が、ございません。
— 太宰治 『きりぎりす』 青空文庫
作例 · 標準
彼は政治に関して確固たる定見を持っており、周囲の意見に左右されない。
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若いうちから古典を読み込み、自分なりの定見を養うことが大切だ。
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多角的な視点から検討を重ねたが、まだ一つの定見を得るには至っていない。
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