自治権
じちけん
名詞
標準
autonomy
文例 · 用例
日本人は自治権を持つ資格のない程に下等な民族であることを現実の通りに暴露したに過ぎなかったが、これに反して板垣の人格はイヨイヨ光って来るばかりである。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
村の古老は、一種の郷土的愛から、その自治権を失うことを惜しみ、或者は村会議員として与えられて居た名誉職を手放す事をなげく。
— 宮本百合子 『日記・書簡』 青空文庫
更に一八八四年に公表された大学規定は大学生のこれまで持っていた学内自治権を奪い「学生生活のあらゆる微細な点まで干渉する学監、副監督、守衛等によって監視され、更に警察の監視の下に置かれるようになった」のである。
— ――幼年時代・少年時代・青年時代―― 『マクシム・ゴーリキイの伝記』 青空文庫
農民は政治上の自治権を獲得しなければならないこと。
— ――幼年時代・少年時代・青年時代―― 『マクシム・ゴーリキイの伝記』 青空文庫
なにがゆえにその自治権を放任したるか。
— 徳富蘇峰 『将来の日本』 青空文庫
「自治権を蹂躙している」 松島は若松署長に飛びついていった、巡査と松島が格闘をやった。
— 賀川豊彦 『空中征服』 青空文庫
「大大阪の自治権は若松署長によって蹂躙せられた」と。
— 賀川豊彦 『空中征服』 青空文庫
大学はその主体乃至自治権所有者から学生を除外することによって、中世的共同社会から単なる市民的利益社会にまで分解発達する。
— 戸坂潤 『思想と風俗』 青空文庫
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自治権国などで、その一部分(地方)が内政を独自に行使できる権限。 特に内政において国の関与を全くあるいはほとんど受けないケース(高度な自治権) 集団などで、外部の支配・管理を受けず自ら決定・運営する権利。弁護士自治、学生自治会など。
出典: 自治権 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0