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二重

にじゅう異読 ふたえ
名詞名詞-の形容詞
1
標準
double
文例 · 用例
ネルヴァルの発狂、二重意識の相剋による錯乱は蓋し、彼が彼の分析方面に執し過ぎたことが原因ではある。
中原中也 詩に関する話 青空文庫
私も、上林氏と一緒なので、それが、とくに心強く、それに、――これは記名投票なのだから、公表しても差し支へ無いと思ふが――私の眞劍の一票は、上林氏の寒鮒に、いれて在るのだから、私のよろこびも二重になつてゐたのである。
太宰治 當選の日 青空文庫
何故というに、キャリフォルニアからオレゴン州への、境近い街道に、山が聳えて、複式二重の成層火山、シャスタとシャスチナと、二人の容姿端麗なる姉妹が、見る角度に依っては、並んで手を繋ぎ合ってもいるし、また背中合せに丈くらべをしているようでもあり、何となく人|懐かしい山に見えるからである。
小島烏水 火と氷のシャスタ山 青空文庫
此の小市街の横町は水平であるが、本通りは急坂で、それが極めて不規則な階段のメロデイーの二重奏を奏してゐる。
寺田寅彦 伊香保 青空文庫
苦痛を通して内臓機関に浸み込んで行く芳烈な匂いは、彼の眼に青とも桃色ともつかぬ二重の蝶を幻覚させた。
――朝と昼―― 巴里のキャフェ 青空文庫
矛盾の性に見向われたものは、裂かれて二重の空骸となった。
岡本かの子 富士 青空文庫
君は見違えるほど体など肥って来たようだがね」 事実、柚木はもとよりいい体格の青年が、ふーっと膨れるように脂肪がついて、坊ちゃんらしくなり、茶色の瞳の眼の上瞼の腫れ具合や、顎が二重に括れて来たところに艶めいたいろさえつけていた。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
茶店の床几で鼠色羽二重の襦袢の襟をした粗い久留米絣の美少年の姿が、ちらりと動く。
岡本かの子 桃のある風景 青空文庫
作例 · 標準
この窓は二重構造になっているので、防音効果がとても高い。
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カーテンを二重にして光を遮断し、寝室を真っ暗にした。
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二重になっている袋は、破れにくく、重いものを入れても安心だ。
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2
標準
diplo-
作例 · 標準
この接頭辞は「二重の」という意味を表す
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その化学物質は、二重結合を多く含んでいる。
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専門家は、その組織が二重構造になっていることを指摘した。
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3
標準
double-edged eyelid
作例 · 標準
彼女はくっきりとした二重の目で、とても魅力的な顔立ちをしている。
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私は小さい頃から、ぱっちりとした二重に憧れていた。
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メイクで二重を強調すると、目が大きく見える効果がある。
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