主用
しゅよう
名詞
標準
one's master's business
文例 · 用例
惣じて紀州人は我々共及便船人をして、荷物も何にも失しものを、唯鞆の港になげあげ主用あり急ぐとて長崎に出候。
— 慶応三年四月二十八日 菅野覚兵衛、高松太郎あて 『手紙』 青空文庫
於私も御存之通、船并公物多沈没、不計も箱主用候得者、徒ニ移時日候てハ寡君申し訳難相立候。
— 慶応三年五月中下旬頃 高柳楠之助あて 『手紙』 青空文庫
御主用をかぎ候のみならず、人命多く失ひ可申候。
— イロハ丸航海日記 『坂本龍馬手記』 青空文庫
御船ハ長崎ヘ御廻しニ相成候ヘバ一両日おくれながらも御主用ハ相達可申、私義ハ要用を被命船を海に沈ミしと斗ニてハ、とても此儘ニは居られ申間敷、然ルニ双方の士官の当番水夫小頭の面々ニは、長崎ニて義論致候ヘバ航海者の集り候処ニて則公論(然)の是非相顕れ可申候ヘ共、私之一身実に困窮仕候ヘバ猶一ト事御頼申上候。
— イロハ丸航海日記 『坂本龍馬手記』 青空文庫
然れバ御便船相願出崎の上、機械早速相求メ主用相達し可申、此義相叶候ヘバ私においても日数少々おくれながらも、用向事足り御同様一ト安心仕候。
— イロハ丸航海日記 『坂本龍馬手記』 青空文庫
ところが仲介役、会津の公用人がなかなか出て来ない、主用で外出と言って容易に戻って来ないで、とうとう朝から夕方まで会津屋敷で待たされた。
— 京の夢おう坂の夢の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
」真に大事だという話し振りで、「早よ、内地へ軍隊をくり出しゅように云ってやって貰わなけゃ、財産(しゃん)や工場だけじゃない、頭やチンポまで引きちぎられてしゅまいますぞ!
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
作例 · 標準
奉公人は主人の主用を済ませるため、急ぎ足で隣町の城下町へと向かった。
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「主用とあれば、いかなる困難も厭わないのが武士の道だ」と彼は語った。
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お殿様は現在主用で不在のため、家老の私が代わりに御用を承ります。
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標準
necessary business
作例 · 標準
明日の山登りに行く前に、登頂に必要な主用をすべてリュックに詰め込んだ。
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災害時に備え、避難に必要な主用をまとめた非常用持ち出し袋を準備しておく。
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旅の主用はすべて整った、あとは明日の出発の時間を待つばかりだ。
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