思わせぶり
おもわせぶり
形容動詞頻度ランク #36447 · 青空 0 例
標準
significant
文例 · 用例
前者は何かしら考えさせよう考えさせようとする思わせぶりが至るところに鼻につくような気もするが、後者は反対に何事をも考えさせないように考えさせないようにとしているところがある。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
と問えばちょっとは答せず、煙草一服思わせぶり、とんとはたきて煙管を杖、「親方、逢わしておくんねえ。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
」などと思わせぶりな前提で麻川氏を誇張的に讃美し自分も麻川氏の客であるからには、天下の存在であるかのような口吻を洩らして私に堪らなく気障な思いをさせ、また相当|曰くつきらしい女客達が麻川氏を囲んで大柄に坐りこみ、麻川氏の座敷から廊下や庭を往き来する人達を睥睨するのも愉快では無い。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
私は、そんな、思わせぶりの言いかたは大きらいなのです。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
思わせぶりたっぷりじゃないか。
— 太宰治 『故郷』 青空文庫
あいまいに、思わせぶりの句を作るので、それに続ける去来も、いきおい、こんな事になってしまうのだ。
— 太宰治 『天狗』 青空文庫
絶望、いや、絶望というのもいやらしい、思わせぶりな言葉だ。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
麝香入の匂袋ででもある事か――坊は知るまい、女の膚身を湯で磨く……気取ったのは鶯のふんが入る、糠袋が、それでも、殊勝に、思わせぶりに、びしょびしょぶよぶよと濡れて出た。
— 泉鏡花 『絵本の春』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
words or behaviour that hints at a deeper meaning
作例 · 標準
例句