花びら
はなびら
名詞頻度ランク #14197 · 青空 558 例
標準
petal
文例 · 用例
自分も縁側へ出て新しく水を入れた手水鉢で手洗い口すすいで霊前にぬかずき、わが名を申上げて拍手を打つと花瓶の檜扇の花びらが落ちて葡萄の上にとまった。
— 寺田寅彦 『祭』 青空文庫
この花びらを食べると、それは氣持よく醉ひますよ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
龍宮ではこの藻を食べて、花びらで醉ひ、のどが乾けば櫻桃を含み、乙姫さまの琴の音に聞き惚れ、生きてゐる花吹雪のやうな小魚たちの舞ひを眺めて暮してゐるのです。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
櫻桃の花びらだけでは、はじめての人には少し匂ひが強すぎるかも知れないから、櫻桃五、六粒と一緒に舌の上に載せると、しゆつと溶けて適當に爽涼のお酒になります。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
花びら三枚に、櫻桃二粒を添へて舌端に載せるとたちまち口の中一ぱいの美酒、含んでゐるだけでも、うつとりする。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
ただああして幽かに笑つて琴をかき鳴らしたり、またこの廣間をふらふら歩きまはつて、櫻桃の花びらを口に含んだりして遊んでゐます。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
」掌中の雀の嘴をこじあけて、小さい菜の花びらほどの舌をきゆつとむしり取つた。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
が多くは、細かい花びらが頬を掠めて胸に入っても、一向無関心でありました。
— 岡本かの子 『病房にたわむ花』 青空文庫
作例 · 標準
桜の花びらが風に舞い、川面をピンク色に染めていく。
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バラの花びらは、香りが良く、お風呂に入れるとリラックス効果がある。
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子どもは、落ちている花びらを拾い集めて、小さな花束を作っていた。
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