平たい
ひらたい
形容詞頻度ランク #40504 · 青空 584 例
標準
flat
文例 · 用例
後年郷里に住むやうになつてから、その模型は庭の躑躅の蔭の平たい石の上に置かれてゐた。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
平たい石には今もその忠魂塔の鉄銹があるやうに、雨が降ればその銹は流れ出すやうにさへ思ふのだが、それはその後もずつと肉親を離れて東京にゐる、孤独な男の妙な幻想だけのものなのかも知れぬ。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
ジョバンニはその人の卓子の足もとから一つの小さな平たい函をとりだして向ふの電燈のたくさんついた、たてかけてある壁の隅の所へしゃがみ込むと小さなピンセットでまるで粟粒ぐらゐの活字を次から次と拾ひはじめました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
六時がうってしばらくたったころ、ジョバンニは拾った活字をいっぱいに入れた平たい箱をもういちど手にもった紙きれと引き合せてから、さっきの卓子の人へ持って来ました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
青桐の木の向うには平たい芝生の庭があつた。
— 南部修太郎 『病院の窓』 青空文庫
仲間の工人から、工場での美人とされている、しかし、日本人が見ると、どうしても美しいとは思われない、平たい顔の紅月莪がびっくりして身を引いた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
」 彼女は、十歳ばかりの鼻の平たい子供を高く抱き上げて人々に示した。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
ジョバンニはその人の卓子の足もとから一つの小さな平たい函をとりだして向うの電燈のたくさんついた、たてかけてある壁の隅の所へしゃがみ込むと小さなピンセットでまるで粟粒ぐらいの活字を次から次と拾いはじめました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
作例 · 標準
大きな平たい石を見つけたので、川原で水切りをして遊んだ。
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生地を平たく伸ばしてから、クッキーの型を抜いていく。
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このカバンは平たい形状をしているので、書類を入れてもかさばらない。
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標準
plain (language, words, etc.)
作例 · 標準
専門用語を避け、できるだけ平たい言葉で市民に説明する。
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子供にも伝わるような、平たい表現を心がけて物語を書いた。
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教授の講義は、難解な哲学を平たい比喩で教えてくれるので人気がある。
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