幻辞.com

応化

おうげ異読 おうけ
名詞動詞-サ変
1
標準
assumption of a suitable form (by a buddha or bodhisattva)
文例 · 用例
越後の直江の浦に来て、応化の橋の下に寝てゐると、そこへ山岡大夫と云ふ人買が来て、だまして舟に載せた。
森鴎外 歴史其儘と歴史離れ 青空文庫
―――――――――――― 荒川にかけ渡した応化橋の袂に一群れは来た。
森鴎外 山椒大夫 青空文庫
応化橋の下で山岡大夫に出逢った母親と子供二人とは、女中|姥竹が欠け損じた瓶子に湯をもらって帰るのを待ち受けて、大夫に連れられて宿を借りに往った。
森鴎外 山椒大夫 青空文庫
動物の共同作業というものも、本能の内的応化によって支配せられているのである。
西田幾多郎 絶対矛盾的自己同一 青空文庫
これは知識の表現の適応化が、機械的に、組織的に、大衆の中で流れ作業をした一つの例だと思っている。
中井正一 聴衆0の講演会 青空文庫
どこでやったのかね」「応化というやつですよ。
久生十蘭 だいこん 青空文庫
……それはどんな事か」 久我は苦笑して、「下らないと思うだろうが、実はあの晩、僕は女装して〈那覇〉へ出かけているんだ」「つまり応化だな。
久生十蘭 金狼 青空文庫
作例 · 標準
例句